2023

2023-10 「子育てにやさしいまちづくり」

    ゆめ小論文

    私は、子育てに優しい社会を実現する市役所職員になりたいと考えています。  高校2年生の時に、総合的な探求学習の時間を通して、石川県明石市で子育て支援を重視した政策を行っていることを知りました。既に子供の医療費の無料化を実現している自治体は多く見ますが、石川県明石市では、医療費のほかに第2子以降の保育料無料化や公共施設の入場料無料などを所得制限無しという形で実現し、なおかつ人口増加や税収 up という好循環を生んだことを知りました。このことに私は感動し、こうしたまちづくりをする市役所職員になりたいと考えました。しかし、今の自分では知識不足であり、このままでは地域に寄り添う気持ちはあっても実際に行動する力に欠けると考えたため、大学進学を決意しました。  進学後はまず経済の仕組みについて学び、ゼミでは、大学までの学費無償化などを実現している北欧の経済政策について学びたいと考えています。近年、少子化が問題となっていますが、私の学校でもクラス数が減ってきており、地元では遊具のある公園も減ってきているため、まずは子育てにかかる費用の無償化や子供の遊び場の確保など子育て支援を充実させていきたいと考えています。その過程で意見箱の設置や地域のイベントの時などに積極的に住民の方とコミュニケーションを取ることで意見を取り入れ、より一層地域住民に寄り添った政策立案をしたいと考えています。  あおもりゆめ奨学金では、奨学金という経済的な面だけでなく、サポーターの方々との出会いがあることに魅力を感じました。私は大学生活の中で多くの人と関わり、自分の考えを深め、成長し、そしてその培った力を市民の方々に還元したいという目標があります。そのためにもボランティア活動や貴奨学金の交流会を通して、多くのコミュニティーでの意見を伺いたいと考えています。
    以上が私の夢です

    ゆめ設計図

    1年後弘前大学に入学。社会経営課程で経済法律コースの科目を中心に履修し、高校の授業を通して日本経済の課題について興味を持ったため、大学では法律や経済の基礎知識を身につけ、日本経済の改善策について考えたい。学校生活では、沢山の人との関わりを通して自分の人生観や考えを深めていき、今後の人生に役立てたい。
    2年後大学 2 年生。法律を学びながら、主に地方自治、地方財政、社会保障について学びたい。公務員試験に向けて、専門科目だけでなく一般科目も頑張り、秋頃から学内の公務員講座に参加したい。また、夏休み等を利用してボランティアやバイトをし、礼儀やマナーを身につけるなど社会経験を積みたい。
    3年後大学 3 年生。地方行政や、地方政策などの実習が始まるため、積極的に参加したい。高校生の時に、フィンランドで軽減税率を導入し、大学までの学費無償化の実現やスウェーデンで育児休暇や子育てを金銭的に支援していることに興味をもったためゼミでは細谷浩志教授の先進国経済論を専攻し、ヨーロッパの経済政策について学びたい。機会があったら、インターンシップに参加し市役所の仕事を実際に体験したい。
    4年後大学 4 年生。卒業研究で1〜3年次で学んだことを活用して自治体の実際に直面する課題の解決策を考えてみたい。この頃までに学校生活や課外活動を通して、幅広い年齢層の方と話せるコミュニケーション能力を身につけたい。6月または 9 月頃に公務員試験があるため、合格を目指して頑張りたい。
    就職後まずは、与えられた仕事をしっかりこなし、仕事を覚えたい。どの課に所属しても、住民の方々が暮らしやすいまちづくりのために一生懸命働く職員でありたい。できれば、企画政策課や福祉政策課など、政策を立案できるような課に所属し、住民の意見を聞きながら、まずは子育てにかかる費用の無償化や公園に遊具を設置して子供たちの遊び場の確保をするなど少子化対策に努め、ゆくゆくは高齢者や障害者、LGBTQの方など全ての人が暮らしやすいまちを作りたい。
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