2023

2023-03人の命を救う仕事

    ゆめ小論文

    私のゆめは救急救命士になることである。このように思うきっかけとなったのは、体を使って人を助ける仕事がしたいと漠然と思い描いている中で、職業を調べた結果、救急救命士にたどりついた。しかしながら、救急救命士とは命を預けてもらう大変重大な仕事であり、生半可な気持ちでは到底務まらない。そこで私は救急救命士の役割や現状を調べ、救急救命士になるにあたり、どのような技術と心構えが必要なのかを考察した。  救急救命士は、医師の指示のもと患者さんの応急処置をすることが主な仕事となる。その処置は短時間でかつ効果をもたらすものでなくてはならない。そのため、迅速でかつ的確な判断が求められる。さらに忘れてはいけないのは他の医療従事者や自治体との連携が重要であるという点だ。例えば交通事故が起きた時、医療従事者だけでなく交通整理をするために警察の方々に協力を依頼することも必要になる。命をつなぎとめる「救命のリレー」を円滑に行うためには、コミュニケーション能力や情報を正確に伝達する能力も必要となってくる。  さらに、事故や急病により倒れている傷病者の家族や周りの人に安心感を持ってもらうためのふるまいも要求される。身だしなみを整えるといった見た目の心がけはもちろんのこと、常に相手の立場を考えて行動することが大切だ。不安にさいなまれている患者さんに対して、真摯な対応をとることで患者さんの不安を軽減していきたい。  救急救命士になるためには上記のような技術と心構えが大切だと考えた私はこれからの日本において、いかなる場合においても患者さんの立場になって行動することを徹底し、体だけでなく心も救うことのできる救急救命士こそが今の社会に必要であると考えた。そのような救急救命士になることを目指して、日々精進し、一人でも多くの人の命を救いたい。

    ゆめ設計図

    目標の姿高齢化社会を考慮して定年が70歳まで引き上げられたとして、人生設計をする。52年後、私は70歳となって、定年退職となる。生涯を救急救命士として働くことに捧げ、1人でも多くの人の命を救うことのできる立派な人間になる。経験を重ねたら、後輩の指導にも尽力する。最後まで気を抜くことなく救急救命士人生を全うし、必ず生きて帰る。
    13年後の目標私は31歳となり、救急救命士の仕事にも慣れ、作業を効率的に行い、傷病者への配慮もできる救急救命士になる。自分の体も大切にし、新人の間に大きな怪我などのないよう、日々の体力づくり、トレーニング、食事にも気を配って生活する。最前線で活躍できる救急救命士でありたい。
    3年後の目標大学または専門学校卒業後、青森県に就職する。専門学校で学んだことを生かしつつ、現場で臨機応変に対応できる力をつけていきたい。最初の1年は現場の雰囲気や段取りを覚えるための1年になると考えられるので、一番重要な期間である。先輩方の仕事もよく観察し、謙虚な気持ちを忘れず、気を抜かずに仕事に取り組む。
    2年後の目標大学または専門学校に入学後は、基礎的な応急処置の実習や解剖生理学、法医学などの講義を受け、救急救命士になるにあたっての基本的なことをしっかりと身に着ける。学年が上がると、薬理学や救急処置概論といった応用的な講義もあるため、しっかりと理解することに努める。そして、救急救命士国家試験に合格するために勉学に励む。同時に救急用自動車を用いた実践に近い環境での作業に慣れておく。
    現在の姿現在、私は普通高校に通っている。幼いころから続けている水泳が特技であり、学校が終わるとスイミングスクールに通い、体を鍛えている。水泳の大会にも出場し、東北大会への出場を果たした。体力、筋力ともに誰にも負けない自信がある。また、学業を疎かにしないよう、日々の授業に集中し、テストがあるときは切り替えて勉強に集中することで、メリハリのある高校生活を送っている。
    夢を応援したい方はサポーター登録をお願いします。
    TOP